アップルジャックは多くの人の支えでここまでこれました。
感謝の気持ちを忘れず、これから頑張ります。
アップルジャックの創業者である父がこの事業をスタートしたきっかけは、本当にたくさんの偶然が重なったことにあります。もともと自衛隊だった父。27歳で地元へ戻り、川上村が経営する木工所で木工職人として働くことになりました。
木工職人としての右も左もわからない時、恩師である男性に「どんな仕事もとりあえず受けろ。断ったらあかん」という言葉をもらい、それは今でも変わることない父のスタイルです。
アップルジャックの創業に関しては一言では説明できませんが、「あの過去があったから今がある。」と父は話します。
いろんな因子が欠けていたら今のアップルジャックは存在しません。それどころかこのFROM0自体設立することはなかったでしょう。
木器づくりの始まりを話すのであれば、ある人に「カフェボウルとコップを作ってほしい」と言われたことだったと思います。木器作りは初めてで戸惑いもありましたが、どんな仕事でも受けようという想いがあったので、注文を受けたからにはお客さんが納得のいく作品に仕上げる。
そんな想いの方が戸惑いや不安よりも強かったです。その後もあるカフェのオーナーさんから「お茶碗を作ってほしい」という依頼を受けました。アップルジャックの木器作りはこういったお客様の依頼に応えるところから形づくられたといっても過言ではありません。そして、ここにはもう一つの偶然が重なっているのです。
当時、偶然にも樹齢数百年もの吉野杉が数多く手に入り、その木を用いてお椀の製作にチャレンジしました。その頃、杉でお茶碗を作っている人はいなかったようで、そもそも杉は非常に柔らかく、ひびも入りやすかったりするので食器にするには不向きの木材でした。
仕入れた木が、たまたま樹齢数百年のものだったので、年輪も細かいことから強度が高かったからこそできた偶然の産物でした。
この珍しい杉茶碗を手にした人がまたその大切な人への贈り物にするなど、「アップルジャック」はお客様とともに成長してきたと思っております。
すべては木との
出逢い
第4章
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